徹底的にひとりぼっち

三日四日前、風邪のせいで大学の医務室で寝ていて、あぁこの時間はなんでもないな寂しいなと思い、よし今夜は人に会わないと決めた。この頃人に会いすぎだ

 

もともと一人が好きで、中学から高校にかけて一人で遊びまくっていた時期もあった。ただ一人で美術館に行ったり服を見に行ったりラーメンを食べに行ったりドンキに行ったりその他寄り道をしたりするんだ

 

 

小学校、中学、高校の生徒は、だいたいある程度行動の基準となるグループみたいなのがあるだろう。私の場合はその単位が自分一人だった

 

他人を拒否しているわけではない

 

私が関心を持っているのは関係性(友達や恋人という個別のもの, 年齢や職業という社会的なもの)ではなく、もっと個別の人間だ

何とも結合してないから出会った人とその都度結合できますよカモンという裸な個でありたい

関心のあるイベントにアウェーな状態で参加して~とか、なんなら一人で道を歩いていて~という時に実際面白い出会いをしている

 

 

しかし、そのスタンスは変わらないものの結果的にこの頃は会う人が増え、一人でふらふらふらふらしている時間がなくなっていた

他人を知って自分がわかったり、自分を追及して他人に共感することは最高に楽しい。とはいえ結合ばかり起こすと一人で泳いでいる時の世界が見えない

誰かといるとそれだけで純粋な自分ではいられない。やっぱり自分は自分を信じていて自分が好きで、本来は一人でいる時が一番強い。自分一人になることができていなかった寂しさを癒すのは他でもない自分自身だ

 

医務室を出て用事を済ませて大学を出た私は具合が万全ではなかったが、居酒屋チェーン金の蔵に行った。汚くて狭い酒場が大好きだけど、アウェーを感じるならチェーン居酒屋でしょ

のんびり一人で好きに飲み食いして、お通しの枝豆を手持ちのライターで炙ってよだれ鶏の余ったタレにつける即席アイディアお料理をしていたら箸の先が熱で少し変形して店員さんにごめんなさいしましたとさ

 

12月半ば頃からなんとなくダメだったけど、整ってきた